こんにちは又はこんばんは。トラコです。
「オッペンハイマー」が遂に上映決定したと聞きました。
主人公が主人公なので、日本で物議を醸したと聞きました。実在の人物に対してあれこれをやりたいわけではありません。
ただ、映画を中心とした感想をはじめ、物議について簡単な考えを述べたいと思います。.
感想
特徴
ノーランは世界の映画人に愛されている監督ですね。 自分の理想をそのまま実現するのが出来てから、ハリウッドで最もパワーのある監督とも言われています。
この映画もIMAXカメラの物理的限界に達するほどの量を撮影したそうです。
今回も普通の映画ではありませんね。
パッと見られるはやはり上映時間ですね。 どんどん上映時間が長くなるのがトレンドですが、180分は確かに長いです。
ですので、自分の好みに合わないと永遠の時間になります。
オッペンハイマーは「インセプション」、「ダークナイト」、「インターステラ」スタイルの映画ではありません。「ダンケルク」と似ていると思います。
だから、「インセプション」と「インターステラ-」でノーランのファンになったけど、今回の「オッペンハイマー」に失望した人が結構いました。
この映画は戦争・原爆の話というよりも、「オッペンハイマー」という人物の話です。 だから今までのノーランの映画からのアクションとか、ダイナミックなカメラを期待している方は、もう一度考えた方がいいと思います。
実に静的な映画です
良かった点
伝記映画の課題は、観客のターゲットを誰にするのかということです。 その人物を知っていない人を中心にすると、知っている人には全部予想できてつまらない映画になってしまいます。
逆によく知っている人を観客にすると、難しすぎる可能性があります。
ノーランはこれを「メメント」で解決しました。この映画は時間帯を分けて展開しています。過去、現在、未来がミックスされているので、観客は関係者・事件の真相を推測する楽しみがあります。
その中でも考証のレベルは非常に高いので、オッペンハイマーをよく知っている人でも楽しく観ることができます。
私は実際のオッペンハイマーを勉強せずに見ることをお勧めします。知らないまま、映画の主人公であるオッペンハイマーの物語を見ようと思った方がいいと思います。
他にもこの映画の良いところはたくさんありますが、今回はネタバレがないのでここで終わります。
物議について
Filmmarksを見ても、この映画に不快感を感じる人がいました。正しい反応も間違った感情もないので、この映画の論争について詳しく語るつもりはありません。
しかし、これだけは言いたいです。
この映画はオッペンハイマーを美化する映画ではありません。
むしろ伝記映画なのに、オッペンハイマーの欠点がたくさん出てきます。
この映画は、ある問題について「〜した方がいい」とか「〜しない方がいい」と決めてくれる映画ではありません。 ただ見せるだけです。
判断は私たちの仕事になります。
オッペンハイマーは正義かどうかにこの映画は何も答えていません。
本当は「正義」という言葉がこの映画と合わないと思いますがこの話は映画が上映されたら。
映画館で観たい方へ
母国ではこの映画はIMAXで上映されましたが、IMAXは必要ないと思います。
それよりも音の良い映画館をお勧めします!
オッペンハイマーの行動はまさに矛盾です。 その矛盾をお楽しみください。
入場前にトイレは必須です。私は2回観ましたが、途中でトイレに行く観客が結構いましたよ!
最初にも言いましたが、一連の歴史を勉強せずに見るのがいいですね。
では、上映が始まったら、ネタバレありのレビューに戻ります!
以上